2人目不妊②

子どもを託児に預けるということは、なかなか最初は勇気のいることです。

保育士さんが見てくれることは分かっていて、診察時間が近くなってから呼ばれるわけですので、待合に行って、診察室に入って、ここまでだったらほんの10分かそこらです。

会計までが長い・・・とはいえ、全部終えて託児ルームに戻るのにせいぜい1時間といったところです。

しかし、今まで親と片時も離れたことのない子どもが置いて行かれる!と思い必死に泣いて訴えるのですから、心が痛みます。こんなに泣かせて、つらい思いさせてまで不妊治療するべきなのか。いやいや、すべてはあなたの為を思ってやっているの、色々思いは巡ります。

世の中保育所に預けてお仕事されている多くの方がいますか、本当に最初のタイミングは難しいだろうなと思います。いっそ幼いうちに当然のようにスタートするは正解なのかもしれません。もちろん個人差があるのだろうと思いますが、基本的に人見知りの少ない子どもでしたが、2歳にもなると感情がはっきりとして、いやだという気持ちもしっかり伝えてきます。かなりの頻度で行くのですが、慣れて「行ってらっしゃい」と言ってくれるようになるにはそこそこ時間がかかりました。


さて、治療のことに少しふれましょう。

治療を再開して、医者は前回の受診からかれこれ3年以上たっていることに気づくわけです。

それも人工授精を受けた後ぱったりと来ていない患者。

その間に一人出産している。

その時の人工授精で妊娠出産したことを告げるのですが、若干イラっとしてそうな雰囲気。

「だって、生理が来たら来てください。って言われて生理がこなかったんだもん!」

と心の中で言い訳しつつ、仕切り直しです。

「では、また期間がたっているので検査からやりましょう」ということで、再度人工授精で妊娠を願う日々が始まりました。

まぁ、そこからが長かった・・・

結局何回くらい人工授精をやったのか。

毎月毎月、一年くらいは粘ったように記憶しています。

しかし、毎月毎月といっても元々生理周期が長めで時々来なかったりするので、薬をのんでみたり、ホルモン注射をしてみたり、いろいろとできることは試したりしました。

でもそうこうしているうちに、どんどん年齢はたかくなるし、いよいよ人工授精では無理かもと思うようになったのです。

つんつく堂 鍼灸院

痛くないやさしい鍼

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